ネーミング | Dotforwardのプロマネブログ

ネーミング

 名は体を表す

 プロジェクトに名前を付ける場合,考えられているか否かすぐ判る. リニューアルするからといって「新会計システム」とかは,さらに次のフェーズの事を考えていない例. じゃ出来損ないの小説みたいに「続・新会計システム」とか?!
 悪い例としては「次世代~」という名前がある.「次世代経営システム」.いつの世代のことだか,さっぱりわからん.
 他には機能を列挙した名前.「全社共通事業部毎会計決定支援情報管理システム」.名前が長い.会議中とかに発言するときや議事録に書き留める場合の事を考えてほしいですね.

 まずは名前を付ける目的に「識別」ができなければいけないでしょう. なので最悪なのは「新共通システム」みたいな名前で,十人十色,示しているモノが違うというのは最悪でしょう.

 私が重要視するのは,呼びやすさと印象付けでしょうか.3文字,4文字にする,あるいは短縮形で呼びやすいというのも良いでしょう.
 変な名前でもブランディング(実績)が上手くいけば,最初に耳慣れないネーミングでも,そのうち慣れて来るというのもありますね.

 そのプロジェクトが成功するかしないかは,ネーミング,つまりブランディングによる愛着度が関係していたりしませんかね.